緊急事態宣言解除で再会!

【やっぱりリアルがいい】f:id:katsuo_24:20200621103929j:plain

久しぶりに、さいたま市大宮盆栽美術館に行ってきました。もちろん換気も対策もしっかりされています。外出自粛していた期間が長かったのですが、盆栽さんたちは休館中も盆栽技師の皆さまに手入れされており、元気に青々とした姿で出迎えてくれました。

【お目当ての五葉松】

梅雨の時期は、今年の新芽が徐々に濃い緑になっていく瑞々しい姿を楽しめます。私は盆美のサイトで「うず潮」という銘がついた五葉松が館内展示されている姿を見たかったのもひとつの目的でした。▽3年前の「うず潮」(推定樹齢約500年)f:id:katsuo_24:20200621104251j:plain

館内展示は撮影禁止なので、ここには3年前の姿を載せますが、ぜひ、今の期間中に盆美に行ける方は、この写真と現在の「うず潮」の写真を見比べてみてください。3年間でこんなに変わるのかという発見があるはずです。季節や年月で変化するアート、それも盆栽の魅力です。

【珍しい開花時期に遭遇】

そして、撮影可の屋外展示では、「姫しゃら」の花が咲いていました。花の時期が限られているのでしょう。私は初めて見ました。かわいらしい白いお花です。f:id:katsuo_24:20200621104716j:plain

【実物続々】

青々とした実をつけているのは、「姫りんご」の盆栽。秋にはこの実が赤く色づくのが楽しみです。植物の季節感は見事ですね。ちゃんと季節を教えてくれます。何気に前掲の「うず潮」背景の無垢材の塀の年月を経て落ち着いた色への変化も面白いです。f:id:katsuo_24:20200621104808j:plain

盆栽の実物の代表格といったら「かりん」でしょう。冬の白い枝先に黄色い実がアンバランスについている姿はとても芸術的です。その実も、どの枝につくのかわからないのがお楽しみ。今の時期は緑に茂る葉の合間に「あ、ここにもある!」と青い実を発見するのも楽しい見方です。 

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【おまけ】

前回のブログで掲載した「舞子」という銘の五葉松の今年の姿です。昨年との違いはどこでしょうか。むむう。これは高度な間違い探しで難しいですね。

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