サボラーたちに朗報、おサボりアイテム登場!

新芽が次々と芽吹く3月4月は、生活のための仕事が鬼忙しくて盆栽ちゃんたちに水やりするのが精一杯でした。自分の髪も切りに行けないほどで、盆栽ちゃんたちも私もボサボサ状態です。休みたいー!

▽高さ10cmもないミニ盆栽の笹から穂が出てしまいました。今は放置。

f:id:katsuo_24:20180502121540j:plain

ともかく、ビッグウェーブの仕事の締切が過ぎれば休めるので、休むために仕事の合間に準備を進めておりました(←これ重要)。まとまった休日に遠出したいのですが、そのためには、盆栽ちゃんたちの世話をどうにかしなくちゃ。これはペットと同じですね。連れていくか、預けるか、、

 私は手抜きで楽ちんな盆栽お手入れをモットーとしておりますので、日々の生活にゆとりがあって、美しく整った盆栽を作りたい方は、ちゃんと盆栽園のお教室に通う方がようございましょう。盆栽ちゃんたちは、愛でてあげればあげるほどきっとステキに成長するのだと思います。雑な私には雑草のような逞しさを兼ね備えた盆栽たちでないと。

 【長期不在時の悩み相談】

昨年はアカデミーで各自が持ち帰った「五葉松」と「捻幹石榴(ねじかんざくろ)」だけだったので、長期休暇中は友人に預けましたが、さすがに何度もご迷惑おかけするわけにはいきません。そして、色々盆栽市やら盆栽園やら行っていると、徐々に手元に盆栽が増えてしまうものです。お隣さんにお願いするほどのお付き合いもないし。。やはり盆栽園に預けたいのですが、盆栽市で販売していらっしゃる方の数人に預かっていただけるか聞いたところ、どこも「置く場所が無い」とけんもほろろ。その中の1名の方が「少しならいいよ」と仰ってくださいましたが、普段からその盆栽園に通っている顧客でもないので、気が引けます。盆栽お持ちの皆様はどうしていらっしゃるんでしょう?

 【困った挙句、自動水やり器購入!】

以前は鉢植え植物用にペットボトルの先に漏斗状のプラスチックをつけたものをセットしたり、バケツに入れた水を線でつないで徐々に水やりする装置をセットしたりしましたが、盆栽鉢のサイズもまちまちで、数も多くなってしまったので、新たな手段を探しておりました。

 そうしてたどり着いたのが、ネットで探したこの自動水やり器。webでの評判も良かったので早速購入してみました。

f:id:katsuo_24:20180502123502j:plain

タイマーで毎日決まった時間に水やりができるとのこと。分岐させれば同時に何鉢も水やりができます。そのためのアイテムも同時購入。(ホースは付いていないので、別途ホームセンターで購入する必要があります)

 【設置と試運転】

休暇前に試運転しないと怖いので、仕事の合間に水やり装置をセットしました。水道に繋いだ右側のホースから水がこの装置に入り、設定した時間になると左側から一定時間水が出る仕組みです。(写真右:高さが足りなかったため、ミスした設置時のもの)f:id:katsuo_24:20180502124132j:plain

分岐した黒い先端を個々の鉢に挿しこみます。白いネジ部分で水の出る量を調整できるので、大きめの鉢と小さな鉢で水の出る量を別々に調整できます。毎朝6時から3分間水が出るようにセットしてみました。

f:id:katsuo_24:20180502124542j:plain

2,3日試運転してみて、葉水が足りないと感じたので、自分がいるときにはシャワーで水をかけましたが、これは便利!長期不在も暴風で鉢が倒れなければ大丈夫でしょう。

この試運転が上出来だったので、追加で10本分岐の細い管を購入し、我が家の盆栽ちゃんたちは点滴の管を挿入された状態となりました。この水やり装置、色々付属品を揃えるとちょっとお高くなってしまいますが、長期不在が多い方にはオススメアイテムです。

 水の配管を考えるという作業は、これまでやったことがなかったので新鮮でしたが、これって電流みたいだなぁ、いかに無駄なく最短距離で効率よく水を行きわたらせるか、、とコネクターの凹凸も考慮しながら悪戦苦闘し、どうにか20鉢にセット完了。 f:id:katsuo_24:20180502125516j:plain

セットした結果、小さいものも含めて20鉢以上もあり、一部はトレーに水を張ってしのぐことにしました。

盆栽って、つい増えちゃうものなんですね。ツレから「これ以上増やすな!」と釘をさされていまいました(汗) 

 

【おまけ】

新緑の柔らかな緑の時期を楽しまないのはもったいないので、2日間だけ玄関に飾りました。

f:id:katsuo_24:20180502125622j:plain

どちらも昨年購入したものですが、それぞれ植え替えました。ヒナギクも無事越冬して花を咲かせ、紅葉は秋の紅葉も楽しめたので、1粒で何度も美味しいのが盆栽のいいところですね。